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■2009/5/12 本物の芸術作品
・ちょうど一月ほど前に、ブログで阿修羅のことを書いたのですが、現在開催されている東京の「国宝 阿修羅展」がすごいことになっていますね。
連日1万人もの観客。連休中だけで12万人だったとか。すごいですね~。 20代、30代の若い世代の人が、多く観にきていると聞きました。とてもよいことだと思います。 阿修羅が東京で公開されるのは2度目だそうですが、門外不出の阿修羅像が、東京まで来たのですから、こんなチャンスはめったにありません。 でも御仏と共に暮らしている奈良の住人の人たちにとっては、仏との対面はごく日常のことなのでしょうね。 私が中学1~2年生のときだったでしょうか、父親に連れられて、京都市立美術館に、ミケランジェロ展を観に行きました。 ミケランジェロの名作、ダビデ、ピエタ、モーゼなどを、初めてみたときの驚きというか、なんというか、雷に打たれたようなショックを受けたことを、今でもはっきり覚えています。 あの巨大な大理石彫刻をイタリア・フィレンツェから、わざわざ運んでこられたのでしょうか。今から思えばすごいことですねえ・・・。 その後、大学でまさか自分が彫刻を作ることになるとは、思ってもなかったですが・・・。 私がまだ5才くらいのときに、父親のバイク(スーパーカブ)の幼児用の前の座席に乗って、京都の町中を走りまわったことがありました。今では子供をバイクの前に乗せるなんてことは、できないですが。 京都東山区にある、泉涌寺(せんゆうじ)に最初連れて行ってもらったのですが、そこで楊貴妃観音なるものを初めて見ました。今でもそのときの感動といいますか、観音様のお顔の美しかったことを、はっきりと覚えています。 幼い頃から、本物の芸術作品に触れさせることは、大切なことだと思います。 子供だからどうせわからないだろう・・・というのは、大人の大きな思い違いだと思うのです。
(ブログ)
2009/05/12 12:47
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