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■2008/08/17 五箇山
・富山県南砺市にある五箇山・相倉集落に行ってきました。
写真のとおりものすごい山奥で、標高もかなり高いです。ここに来るまでの、道路のアップダウンのきついこと。 冬は雪深くて、きっと大変なところでしょう。 秘境ともいえるところなのに、お盆のシーズンでしたので、酷暑にもかかわらず大勢の観光客でにぎわっていました。 車のナンバーを見ると、全国各地から来ています。村の狭い駐車場に観光バスも乗り入れて、たいそうなにぎわいです。 倶利伽羅の合戦で負けて逃れた平家の落人が、その昔住んでいたといいます。 富山と石川の県境にある倶利伽羅峠からここまで、結構遠いのだけど、よくここまできたものだと思います。本当かな? でも、平家の家紋がこの村に残っているらしい。 都で暮らしていた平家の武者たちが、このような山奥でひっそりと暮らさないといけなかったとは・・・なんとも悲しいといいますか、哀れといいますか・・・。命からがら逃げた先が、この村だった。 刀を捨て、この地で畑を耕し、蚕の世話をし、子孫を残して生涯を終えたのでしょう。 相倉集落は、20件ほどの小さな村です。 1995年に世界遺産に認定されるまでは、静かな村だったのでしょう。 今はひっきりなしに観光客がやってくるから、そこで暮らす人たちは落ちつかないだろうなあ。 でも村には古民家の民宿、土産物屋もあり、お金を落としていってくれるから、世界遺産になってラッキー!ですよね。 築100年以上もの古い建物を維持していくということは、なかなか大変なことです。中には新しいおうちも、いくつかありました。 世界遺産に認定されたのだから、ここまで維持してこられたかいがあったというものですね。 南砺市は、うちから車で1時間30分。 城端、福光などの見所もあります。棟方志功さんがその昔、福光に疎開してらしたので、福光美術館には多くの作品が展示され、記念館、旧家もあります。 いずれも情緒あふれる町でした。
(ブログ)
2008/08/18 10:06
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