※カレンダー上にカーソルを置いて、クリックしてください。 |
■2008/10/11 泉鏡花文学賞
・10月9日、泉鏡花文学賞の受賞作品の発表がありました。
今年の受賞者は南木佳士さん(56)と、横尾忠則さん(72)です。 横尾さんの受賞作は、氏の初の小説「ぶるうらんど」です。 デザインや絵画だけでなく、文筆にも多大な才能を発揮される横尾さんです。 どのような表現方法を用いても、次から次にあふれ出る氏の才能は、神懸り的で無尽蔵な感じがしています。 泉鏡花は、金沢市出身の小説家です。泉鏡花文学賞は、泉鏡花生誕100年を記念して1973年から、金沢市が主催している文学賞です。 過去の受賞作家さんを見ると、すごい方々が受賞されているのに驚きます。 泉鏡花は、石川の三文豪(他に徳田秋声、室生犀星)の一人といわれています。 金沢出身の泉鏡花がまだ若かりし頃、親戚を頼って、私の住む町にある老舗温泉旅館に一時住んでいたそうです。 泉鏡花とは縁のある町ということで、イベントも多く、泉鏡花についての講演会が今月末にあるそうです。 高校生の頃から、横尾さんの作品のファンでした。 初めて見た氏の作品は、ラテンロックバンド「サンタナ」の「ロータスの伝説」のレコードジャケットでした。 こんなジャケットデザイン見たことない!というくらい、衝撃的でした。 京都会館で催されたサンタナのコンサートに行って以来、サンタナファンになりましたが、それと同時に横尾さんのファンに。 カルロス・サンタナと親交があったそうで、サンタナと一緒に写した横尾さんの写真が、とても印象的でした。 当時は、売れっ子デザイナーとして名を馳せておられたのです。 2003年夏に、京都国立近代美術館で横尾さんの展覧会を観ましたが、 不思議なエネルギーを発する氏の作品に目眩がしたものです。 展覧会を観終えたときには、ふらふら状態でした。 横尾さんの書かれた本は、今までにも何冊か読んだことがあります。 「ぶるうらんど」・・・是非読んでみたくなりました。 (写真)自宅裏のコスモス。
(ブログ)
2008/10/11 22:12
コメント |
|
Copyright 2007-2010 Nomi System Design.Happy Workshop. All rights reserved. |