2000年5月・6月のギャラリー
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「Siddharta and his family」
若き日のシッダールタと彼の三人の妻たち、そして一人息子のラーフラを 描いたものだ。
一国の王子として生まれ育ち、物質的には最高に満たされてはいても、心の満たされないシッダールタ。
この世のむなしさとはかなさに、日々苦悩していた多感な青年シッダールタ。

ここで初めて曼陀羅図をデジタルで表現してみた。 そして、その上にそれぞれの人物を配置してみた。


※この作品は石川県立美術館のホームページに掲載していただいています。





「Mother and child」
インドのカジュラホの遺跡にはおびただしい数の人体彫刻が ほどこされている。どれもみなエロテイックな雰囲気が漂う像である。
「恋文を書く女」というカジュラホ出土の、ひときわ横顔とお尻の美しい 女性像がある。 豊満でセクシーなインド美人の典型ともいえるこの像をアレンジして母子像を描いてみた。
赤ん坊はシッダールタの一人息子のラーフラを、女性は妻の一人ヤソーダラー をイメージした。


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