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■鶴来ほうらい祭り
・10月7日に隣町の白山市(旧・鶴来(つるぎ)町)で行われた、「ほうらい祭り」に行ってきました。
毎年10月の第一土・日に開催されます。 鶴来町の金剱宮(きんけんぐう)の五穀豊穣を祝う秋祭りで、神輿と「棒振り」と 呼ばれる獅子舞、「造り物」と呼ばれる山車が、街を2日間練り歩きます。 この「造り物」は高さ約5mもあり、5基ほど毎年造られます。 地元の若衆によって、約1ヶ月間かけて作り上げるものです。 毎年造りかえられるので、その年によって異なります。 この造り物が、家々の軒先に立ち寄っていくと、家人は祝儀を用意して待っています。祝儀はお金だったり、お酒だったりします。祝儀を手にすると若者たちは大声で歌います。 おまけに、この若者たちが着ているのは、女物の襦袢で作ったはっぴです。京都で京友禅を営んでいた私の祖父の工場にも、このような襦袢の生地がたくさん積まれてありました。懐かしい襦袢の生地です。 派手なはっぴを着て、中にはお化粧をしている若者たちも。お酒がまわっているせいか、気分もハイです。 鶴来といえば、「菊姫」や、萬歳楽(まんざいらく)の「小堀酒造」などの造り酒屋があり、街道のある宿場町として、昔は栄えました。 この町は、裕福な家が多いのでしょうか。土蔵がどこのお宅にもあります。 以前、テレビの「開運!なんでも鑑定団」の出張鑑定が来たこともあります。きっと、お宝もたくさんあるのでしょう。 毎年見に行く「ほうらい祭り」。若者たちのかけ声が青空に響く、心地よい午後でした。
(ブログ)
2007/10/25 15:25
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